Abstract
人々の感情は,商品の選択行動に影響を与える可能性がある.商品パッケージにキャラクターや人物の顔がデザインされていることは一般的であり,これらの顔の表情がユーザの親しみやすさに影響を及ぼすことが過去の研究から知られている.我々はユーザの感情に合わせてパッケージ上の顔の表情を変えることでユーザの商品選択を誘導できると考えた.また動きをともなった表現を用いることで販促効果が上がることが知られている.そこで,パッケージを動的に変更可能であり,アニメーション表現も可能な点から,プロジェクションマッピング技術に着目し,紙コップに様々な表情アニメーションを投影した際の,ユーザの感情とユーザの選択の相関を実験により検証した.
Presentation
Information
Book Title
研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)
Volume
2023-HCI-205
Number
29
Date
Pages
1-4
Citation
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高橋 一成,田村 優衣,佐藤 朝香,丈達 翔太,高田 崚介, ユーザの感情と商品選択の相関:プロジェクションマッピングを用いたパッケージ上の顔の表情アニメーション提示手法の実験, 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), 2023-HCI-205巻, 29号, 4 pages