Abstract
従来のペンタブレットでは水平方向のタッチ位置を認識している.さらに垂直方向のペンの位置推定や触覚提示が可能となれば,3DCG製作やVRアプリケーションへ活用できる.そこで,微小導体鉄球を敷き詰めた容器の底に電極アレイを取り付け,導体ペンを鉄球層に接触させた際にタッチ位置推定および触覚提示する手法を提案する.提案手法では,各電極-ペン先間の鉄球層の抵抗値を計測し,電極ごとの抵抗値の差からペン先の水平位置,抵抗値の大きさからペン先の垂直位置を推定する.また,微小導体鉄球が持つ磁性を利用し,ケースに磁石を近づけることで鉄球層の硬さを変化させ,触覚提示を行う.
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HI学会,HIS2025
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1-6
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長谷川 巧,高田 崚介, 磁性導電性粒体を用いた触覚提示が可能な3次元ペン入力インタフェースの検証, HI学会,HIS2025, 巻, 号, 6 pages