Abstract
近年、エンジンを切った車内に子どもが放置される事故が問題となっている。事故を防ぐために、車内で取り残された子どもを検知し、周りに伝えるシステムが必要である。人を検知するセンサはカメラや焦電型赤外線がよく用いられているが、どちらの手法も死角をなくすために必要なセンサの個数が増えてしまうデメリットがある。そこで、本研究ではCO2センサを用いた場合に車内で人を検知できるか検討する。CO2センサを用いた人を検知するシステムはビルなどの室内での居室人数推定などに用いられ、室内の換気システムなどに活用されている。このシステムを車内空間に適用することで、取り残された子どもを認識し、事故を防ぐことができると考える。
Presentation
Information
Book Title
第84回全国大会講演論文集
Volume
2022
Number
1
Date
Pages
4-97-4-98
Citation
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土取 嵩,高田 崚介, CO2センサを用いた車内人検知システムの検証, 第84回全国大会講演論文集, 2022巻, 1号, pp. 4-97 - 4-98