国内査読なし

指の曲げ計測および磁気アタッチメント接続が可能な磁性導電性塗料を用いたデータグローブの検証

山岸 真人高田 崚介
データグローブセンシングウェアラブルファブリケーション
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Abstract

磁性導電性塗料を手袋に塗布することにより指の曲げ検出を行い,ハンドジェスチャを認識するデータグローブを示す.磁性導電性塗料は,磁性を有する鉄粉,高導電性である銅粉,および液体ゴムを混合した塗料である.この塗料は塗布後数時間で硬化し,導電性,磁性および柔軟性を有する.また,硬化した塗料を曲げることで塗料の電気抵抗が変化する.この性質は,手袋に塗布することで指の曲げ計測に利用できる.さらに,塗料の磁性を活用することにより,磁石を介して電子素子を備えるタッチメントを接続できる.また,各アタッチメントに固有の抵抗値を備えることで,接続されたアタッチメントを識別できる.本稿にて,提案するデータグローブの特性を検証する.

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Book Title

研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI)

Volume

2024-HCI-210

Number

2

Date

Pages

1-6

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山岸 真人,高田 崚介, 指の曲げ計測および磁気アタッチメント接続が可能な磁性導電性塗料を用いたデータグローブの検証, 研究報告ヒューマンコンピュータインタラクション(HCI), 2024-HCI-210巻, 2号,