学位論文

MagneKey:扉裏面の磁気センサを用いた扉表面操作型鍵システム

藤本 啓夢
センシング磁気タッチインタフェース

Abstract

扉の解錠には物理鍵や暗証番号,生体認証などが用いられているが,鍵の紛失や模倣,暗証番号 入力装置や生体認証装置の設置による外観や操作性への影響といった課題がある。近年では,扉 や壁,床などのもともとそこにある物をそのまま入力装置として活用する研究が進められており, 扉に新たな入力・認証手法を導入する余地がある。 本研究では,3軸磁気センサを用いた扉表面操作型磁力認証システム「MagneKey(マグネキー)」を 提案する。MagneKeyは,扉裏面の任意の位置に設置した4基の磁気センサによって,扉表面に接触 した磁石の位置を検出し,使用者が事前に設定しておいた順序パターンで指定した位置に磁石の 接近が検出された場合にそれを入力とし,鍵の認証を行う手法である。従来の物理鍵とは異なり, 物理的な鍵穴を必要とせず,さらに暗証番号入力装置よりも容易に認証順序,センサの位置を変更 できる。本稿では,4種類の扉を対象に,扉表面への磁石の接触位置の計測精度を実験により評価 した。各磁気センサで計測した磁場変化を比較し,どの磁気センサにどの順番で磁石が接近したか の操作順序が判別可能であった。さらに,磁気センサ出力のしきい値を設定することで,誤操作や 偶発的な磁場変動と,意図的な入力操作を区別できた。

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神戸高専卒業論文集

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藤本 啓夢, MagneKey:扉裏面の磁気センサを用いた扉表面操作型鍵システム, 神戸高専卒業論文集, 巻, 号,