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眼鏡型デバイスにおける耳ぴく入力手法

大塚 晟高田 崚介
ジェスチャメガネ視線インタフェース
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Abstract

耳を動かす動作(耳ぴく)が可能な人が一定割合で存在するが,現代社会では耳ぴくは活用されていない.本稿では耳ぴくをデバイスへの入力として活用できると考え,耳ぴくの検出の手法を示す.耳ぴくの検出には,耳ぴく時に眼鏡が頭部後方へ引っ張られるため眼鏡のレンズ側と顔が近くなる.これをもとに眼鏡の上部分に静電容量式タッチセンサと圧力センサを搭載して2つのプロトタイプを作製した.プロトタイプを用いて検証を行い,手法が有効であるか確かめた.耳ぴくを入力手法として用いた使用例も挙げている.既存の入力手法ではゴリラ腕症候群の問題や外的要因の影響を受けやすいのに対して,耳ぴく入力はハンズフリー,暗所,騒音環境でも使用可能,外的要因を受けにくいといった特徴を持つ.

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Book Title

インタラクション2024

Volume

Number

Date

Pages

1100-1105

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大塚 晟,高田 崚介, 眼鏡型デバイスにおける耳ぴく入力手法, インタラクション2024, 巻, 号, pp. 59 - 1105