Abstract
スマートフォンやタブレット端末といったモバイル端末では、タッチパネルを用いたソフトウェアキーボー
ドが用いられている。しかし、ソフトウェアキーボードは画面を占有する問題がある。一方で物理的なキー
ボードはサイズが大きく、重いため持ち運びにくい。そこで本研究では、折り畳み可能で衝撃に強く、軽量な
布キーボードを提案する。布キーボードは格子状に導電繊維を縫い付けた布を用いて、導電繊維に指が触れた
際の静電容量変化を読み取り、入力されたキーを判定する。また、提案手法は静電容量の変化量を基にキーに
指が触れた際の押下圧力の強弱も読み取ることもできる。そのため、押下圧力によってアルファベットの大文
字と小文字の切り替えができる。実験により、文字入力および押下圧力による動作の変化を確認した。
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Information
Book Title
神戸高専卒業論文集
Volume
2023
Number
Date
Pages
-
Citation
Copied!
松村拓海, 導電性繊維を用いた静電容量方式布QWERTYキーボード, 神戸高専卒業論文集, 2023巻, 号,